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女子ゴルフシード権の争い 2023 メルセデス・ランキングの条件
こちらは2023年のシード権争いの記事です。
2024年シード権のための2023年の経過はこちらです。
11/20、 大王製紙エリエールレディスオープンが終了しました。
JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 11/24〜
上記の試合が残っていますが、シード権を争う選手たちが出場できる試合は終了です。
シード権の条件は?何位まで?
2023年度のシード権はメルセデスポイントで決まります。2022年度は移行年度となり従来の賞金ランキングとメルセデスポイントランキングの両方を採用しましたが、一本化にメルセデスポイント50位までの選手がシード権を獲得します。
参考記事:2022年のシード選手
大会ごとの賞金格差を是正し、大会への貢献度で順位を決めます。
アメリカツアーではすでにポイント制が採用されています。
アメリカツアーもポイント制
今季のアメリカツアーでは、全米女子オープンの賞金総額が1千万ドルで優勝したミンジー・リープロは180万ドル獲得しました。120円計算で2億1,600万円です。
10月30日時点で年間賞金総額はダントツですが、ポイントの順位は3位となっています。
日本ではこれほど賞金格差はまだありませんが、ポイント制は1試合で年間順位が決まってしまうことにならないような処置です。
アメリカツアーのポイントと賞金金額ではこちらの記事です。
2023年シード権争い
メルセデスポイント50位までが2023年のシード権を獲得できます。
また、51位〜55位の選手に前半のリランキングまでの出場権(準シード)が与えられます。2022年度はリランキングまで19試合ありましたから、55位までの準シード獲得は大きな意味を持ちますね。
シード権境界の順位の変化を表しています。左が最新の順位です。
11月20日の大王製紙エリエールレディスオープンで確定しました。
大王製紙 | 伊藤園 | 三菱電機 | NOBUTA | 富士通 | スタンレー | |
順位 | 11/17〜 4日間 | 11/11〜 3日間 | 11/28〜 3日間 | 10/20〜 4日間 | 10/14〜 3日間 | 10/17〜 3日間 |
46 | テレサ・ルー | 金田 久美子 | 金田 久美子 | 金澤 志奈 | 桑木 志帆 | テレサ・ルー |
47 | 金田 久美子 | 穴井 詩 | 穴井 詩 | 岸部 桃子 | 岸部 桃子 | 穴井 詩 |
48 | 穴井 詩 | 金澤 志奈 | 金澤 志奈 | 桑木 志帆 | 穴井 詩 | 桑木 志帆 |
49 | 金澤 志奈 | 小倉 彩愛 | 小倉 彩愛 | 小倉 彩愛 | 小倉 彩愛 | 有村 智恵 |
50 | 小倉 彩愛 | 川岸 史果 | 川岸 史果 | 河本 結 | 有村 智恵 | 葭葉 ルミ |
51 | 桑木 志帆 | 桑木 志帆 | 桑木 志帆 | 林 菜乃子 | 葭葉 ルミ | 上野 菜々子 |
52 | 河本 結 | 河本 結 | 河本 結 | 有村 智恵 | 川岸 史果 | 川岸 史果 |
53 | 安田 祐香 | 上野 菜々子 | 安田 祐香 | 川岸 史果 | 上野 菜々子 | 岩井 明愛 |
54 | リハナ | 安田 祐香 | 林 菜乃子 | 葭葉 ルミ | 安田 祐香 | 安田 祐香 |
55 | 上野 菜々子 | 林 菜乃子 | 有村 智恵 | 安田 祐香 | 林 菜乃子 | 林 菜乃子 |
56 | 林 菜乃子 | 有村 智恵 | 葭葉 ルミ | 古江 彩佳 | 酒井 美紀 | 酒井 美紀 |
57 | 竹田麗央 | 内田 ことこ | 竹田 麗央 | 上野 菜々子 | 岡山 絵里 | 内田 ことこ |
58 | 大月瑞月 | 葭葉 ルミ | 古江 彩佳 | 竹田 麗央 | 内田 ことこ | 岡山 絵里 |
59 | 葭葉 ルミ | 竹田麗央 | 内田 ことこ | 酒井 美紀 | 永峰 咲希 | 永峰 咲希 |
60 | 有村 智恵 | 古江 彩佳 | 上野 菜々子 | 岡山 絵里 | 古江 彩佳 | 石川 明日香 |
川岸史果プロは大王製紙エリエールレディスオープンで9位タイに入り、総合順位は45位まであがりました。
大王製紙エリエールレディスオープンの見逃し配信はこちらで30日間無料で視聴できます。
準シード獲得の意味
55位までに入り、準シードを獲得する意味は大きいです。
下部のステップ・アップ・ツアーではポイントを稼げませんが、JLPGAツアー19試合でポイントを稼げば、そのままJLPGAツアーに出場できることになります。
2020-21年シーズンで賞金ランキング51位でシードを逃した、ささきしょうこプロは出場できる前半の19試合でポイントを稼ぎ、1stリランキングで3位、2ndリランキングでも3位となりシード選手と同様に1年間JLPGAツアーに出場し活躍しています。
シード権がなくてもJLPGAツアーに出場するための順位を決めるQTトーナメンはとても過酷です。上位に入らないと推薦などの特別処置でしかJLPGAツアーに出場できません。
QTトーナメント
正式にはクォリファイングトーナメントです。
1stステージとFinalステージを戦わなくてはならないのですが、2022年度のトーナメントで56位〜70位の選手はFinalステージから参加できます。
70位:天本ハルカプロ 303.61pt
71位:木下彩 289.92pt
この順位差も来年のツアー戦に影響するのでしょうか!
2022年のQTトーナメントの詳細はこちらです。クォリファイングトーナメント2022
昨年2021年の結果はこちらです。
メルセデスポイント
参考に10位までのポイントを抜粋しました。実際には決勝ラウンド進出者にはポイントが全員つきます。3日間競技で最低でも1ポイント獲得できます。
海外での活躍を期待しポイントが高くなっています。メジャー戦だけしかポイントはつきませんが国内の2倍ですね。
渋野日向子プロは海外メジャーのAIG全英女子オープン選手権 で3位、シェブロン選手権で4位タイで595ポイント獲得しJLPGAランキングでも上位となっています。
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